S T O R Y
色とりどりのTOYで溢れる一室。
そこに集められた6人の男。誰もがTOYで遊ぶことを卒業した大人たち。
その部屋はある不審死事件が起きた現場──いわゆる事故物件だった。
集められた彼らは皆、その部屋を出入りしたことがある事件の重要参考人であり、
その部屋の大家に仕組まれて集められていた。
彼らに課せられたのは不審死事件の真相解明。
この問題を無視できないそれぞれの事情を抱えた彼らによる舌戦が繰り広げられる。
やがて彼らは部屋に仕組まれた秘密に気付いていく。
──やがて浮き彫りになるのは、人を玩具のように弄ぶ者の業。
───大人になっても心の中に住んでいる子供は、純粋に、残酷に、玩具を弄ぶ。
──玩具を手放すことが、僕たちの生きる道なのか?